一般社団法人
日本歯内療法学会

Japan Endodontic Association

会員・医療関係のみなさま

 
HOME > 学術大会・セミナー > 協力団体の学術大会・セミナー > 関東歯内療法学会の過去の学術大会・セミナー > 関東歯内療法学会第17回学術大会・総会

セミナー事後報告

関東歯内療法学会第17回学術大会・総会

日  時 2018年1月28日(日)
会  場 秋葉原コンベンションホール
参加人数 175人
事後報告

『上手くなろう! 非外科的歯内療法』がテーマとなった今大会では「歯内療法は非外科的歯内療法が第一選択であり、的確な診断の基に適切な施術が行われれば歯内療法を成功に導くことになるでしょう。」 という川島 正 大会長(日本大学松戸歯学部)の挨拶の下、あらゆる観点からの講演がなされた。 辻本 恭久先生(日本大学松戸歯学部 歯内療法学講座 診療教授)は『マイクロスコープとCBCTを有効利用する根管治療』と題して、また小嶋 壽先生(東京都中央区開業)は『歯内療法もがっちりと しっかりと』と題して基調講演が行われた。 昨年の第16回大会での鈴木賢作賞の受賞講演として長尾 大輔先生(茨城県ひたちなか市 開業)には『複雑な問題を抱えた歯に対する再根管治療-マイクロスコープを用いた新たなアプローチ』と題して発表された。
午後のテーブルクリニックでは 小嶋 壽、速見 勝彦、石井 隆資、吉松 宏泰藤井 万弘、天野 晃、山田 國晶、北村 和夫、中村 慎介の9名の先生方により 根管形成法、根管充填法、非歯原性歯痛、マイクロスコープでの記録法、様々な症例報告、穿通経路障害歯への対応、CBCTとマイクロスコープの有用性、CBCTの機種比較と選定など多岐にわたる内容での口演がなされた。
参加者の方にとって大変、有意義な大会になったと思われる。
小塚昌宏実行委員長ら日本大学松戸市歯学部の実行委員の運営協力の下、大会は盛況に終わり、恒例の大会後の懇親会ではあちらこちらでエンド談義の輪ができ、親睦を深めて頂いた。

報告記入日 平成30年2月15日
報告者(所属) 金沢紘史