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根管治療はビルの基礎工事

根管治療はこわいですか?
いいえ、よく理解することでそのようなことはないのがわかるでしょう。

根管治療は、例えれば歯を保存するために無くてはならない基礎工事です。
つまり、ビルの基礎工事のようなものです。

まず、ムシ歯になった部分を削り取って、歯の神経(歯髄)のあるところまで穴をあけます。 そして、ばい菌が侵入し変質してしまった歯髄を除去して、 神経の通っている穴(歯髄腔)と、それにつながる根の中の管すなわち根管の壁を少し削りながら、 全体をきれいに清掃します。歯髄腔の形や根管の数や形は、歯の状況により皆違います。 しかもこの作業は狭い口の中で、かつ直接みることの難しい歯の中での10ミクロン単位での細かい作業です。 根管治療は歯科治療の中でも相当な技術を必要とするのです。

その後、その空間をすき間なく害のない材料で満たし歯にあけた穴の部分も金属などで補強し塞いでしまいます 。 歯が今後長く機能する為の基礎工事がこれで終了したことになります。